皆様、新年明けましておめでとうございます。
令和8年(2026年)の年明けです。
今回の年末年始の休みは、昨年に引き続き9連休という長い休暇でした。
皆さんは、家族や友人、パートナーとゆっくり過ごされたと思います。
我が家は、ゴルフや大阪への帰省、そして母親を連れて都内のホテルで過ごすなど、
結構バタバタとした休暇を過ごしました。
また、久しぶりに帰りの渋滞にはまり、貴重な体験もしました。
さて、2026年の年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
昨年は、日本の総理大臣が石破さんから女性初の高市さんに政権交代し、
積極的な財政出動ということで122兆円の予算が通過しました。
また、対中関係については台湾有事の発言を機に、友好関係にひびが入りつつあります。
他方、トランプ政権によりイスラエル、ウクライナの紛争が終結するかと思われましたが、
それもまだ完全ではなく、くすぶり続けています。
正月早々、米国はベネズエラに踏み込み、新たな火種を世界にまくことになりました。
中南米まで紛争地域となれば、アジアを含む世界の安全保障体制が揺らぎかねない状況です。
中ロも、米国の行為を見て近隣諸国への侵攻を正当化する可能性があります。
もっとも、この侵攻の原因はコカインの不正輸入という口実での米国の石油確保であり、
この石油はエネルギー、特にAIを動かすための電力確保が本音でしょう。
逆に中東の産油国は、AIへの投資に舵を切り始めており、超大国からのコントロールを
無力化し、独自で国を運営していくものと思われます。
国内に目を向けると、高市政権になってからの利上げ、株高、円安、その影響による
インフレが起こり、庶民の生活は苦しくなる一方、日本も一部の富裕層による支配が
始まっています。
株高を要因とした経済格差が広がり、人口およそ1万人に相当する上位0.01%層の
所得全体に占める割合は、初めて2%を超えました。
低・中所得層の貧困化も深刻で、経済運営は成長と分配をどうコントロールするかが
政権運営の肝になります。
実は、株や不動産の売買から得られる「キャピタルゲイン」を除くと、先ほどの
上位0.01%層の所得シェアは0.82%とほぼ横ばいです。
所得シェアの拡大はキャピタルゲインが主因といえます。
これが資本主義の実態なのかもしれません。
長期的には、この層からもう少し税金を徴収できないかを検討中のようです。
また、2025年初めに始まった生成AIの進化は加速度的に広まり、ホワイトカラーの
業務には欠かせなくなっています。
この流れは、2026年には業界の再編につながると思われます。
ホワイトカラーの人員はAIに置き換わるとの推測のもと、当業界も要員不足から一転、
斜陽産業になるかもしれないほどのインパクトを与えるでしょう。
次に、年始の日経新聞を見てみると、Z世代からα世代へ今後世代交代が進みつつある
とのことです。
これからは、このα世代の声を聞き、観察することが重要だということです。
アルファ世代は、多様性や持続可能性を重視する価値観を持つ、2010~2024年頃に
生まれた世代です。
特徴としては、
・デジタルネイティブ:生まれながらにデジタル端末やSNSに囲まれて育ち、
AIを使いこなす。
・多様性の重視:個人や文化間の違いに寛容で、多様性や持続可能性、グローバルな
視点を重視する傾向がある。
・消費行動:ブランドや所有よりも「体験」や「タイムパフォーマンス」を重視する
傾向がある。
・豊富な知識と語彙力:幼少時から動画コンテンツや多様なSNSに触れているため、
語彙力と知識が豊富であるという分析もある。
・AIとの親和性:AIを身近な存在として捉え、AIによって効率化された社会で
活躍することが期待されている。
このような世代が集う空間として、ゲーム空間「ロブロックス」が存在します。
ここには毎日約5000万人を超える子供が訪れ、1年で44%増加し、滞在時間は
平均2時間半を超えています。
子供たちに取材してみると、中学生がロブロックス内で知り合った仲間と協力し、
温泉旅館を再現したゲームを開発し、1年で延べ1100万人が遊んだとのことです。
AIを活用してゲームなどを作成でき、アイデアさえあれば知識や資金がなくても
ゲームが作れるそうです。
伝統的な経済学は、土地、労働、資本を生産の三要素と位置づけます。
しかし、デジタル空間は物理的な土地の限界を超え、AIは人手や資金の制約を
和らげる可能性を秘めています。
38%がデジタルとリアルの空間で「ほとんど違いを感じない」と答え、
「リアル」の43%に迫っています。
次に、業界や当社の状況を見てみると、前述のようにAIが各業務に取り込まれていく
前提でのシステム基盤の構築と運用がお客様から求められています。
AIやAIエージェントを主とするコミュニケーションツールを活用し、さらにAIを
活用するためにデータレイクを作成すること、ERPやSaaS、そしてカスタム開発の
システムをフロントにしてログを取り込み、社会データと社内の意思決定アルゴリズムを
組み込む方向で各社システム開発を進めています。
今後、プログラミングからSaaSやクラウドERPの設定、ローコードツールによる
お客様システムの設定や開発を行うFDE(Forward Deployed Engineer)という職種が
出てくる話も年末にしました。
そのような中、開発力・データ分析力・業務改善提案力が、今後我々の業界では
必要になります。身につける知識やスキルも、これから数年の間に変わってくるでしょう。
数年来言っている、常駐でのSESサービスから、持ち帰り業務、教育+コンサルティング、
そして新規事業をお客様と一緒に進められる共創のパートナーになるべく、
技術力、ビジネス構築力、マーケティング力、データ分析力が必要になり、
当社もこれらを身につける必要があります。
価値を生み出すのは技術そのものではなく、それを使いこなす“人”であるということを
念頭に、自分もお客様の一員であるかのように、お客様のビジネスを思い、少しでも
お役に立てるように考え、行動したいです。
そのために必要な思考としては、
・正解を求めるのではなく、本質を考える
・部門・職種・立場を越えて、人の背景を考える
・作って終わりではなく、システムも自分自身も育て続ける
特に、大手ゼネコンが請負偏重から運用に軸を変えつつあることも、今後の事業の
ヒントになるかもしれません。
教育事業については、採用エンジンにするべく内容とターゲットを変更すると同時に、
エンドユーザー向けのDX推進メニューも見直しが必須です。
我々自身も新たな知識とスキルを身につけることが大事で、それを外に展開しながら
マネタイズも検討しなければなりません。
特に前半は、AI活用への頭を切り替えるカリキュラム等を検討したいと思っています。
採用に関しては、現在26年4月入社の内定者はまだ2名で、年末も採用活動を継続しており、
もう少し増やしたいと考えています。
さて、昨年来チーム運営については、後輩を育成してほしいと常日頃話しています。
新人教育は昨年同様、社員全員で対応し、後輩・新人の育成をしたいと考えています。
先輩社員は、後輩のロールモデルになるように振る舞ってください。
また、できる仕事はなるべく部下に振り、できることを増やしてあげること、部下は先輩の
やっていることを常に受け取り、その仕事をこなすことでスキルアップをしてください。
いつも言っていることですが、20%の時間・労力を将来のために使うことを
念頭においてください。
最後に健康についてですが、モチベーションはフィジカルがあってのことで、適正な筋力・
柔軟性が必要です。
毎朝セロトニンを浴びる、運動(特にウォーキング)、適度でバランスの良い食事、
そして十分な睡眠です。
生産性が発揮できるのは、このフィジカル・コンディションがあってのことです。
目の前の欲ではなく、少し先の健康、幸福な人生を過ごすためにも、短期より
長期視点で考えて良い習慣を積み上げ、良い人生を作りましょう。
また、自分本位にならないように、周りとの関係で自分が存在することに
いつも感謝しましょう。
2026年は、うま年です。
飛躍の年にすべく、AIと向き合い、その使い方でお客様の期待に応えるべく、
お客様の共創パートナーであるべく、日々の業務に邁進してください。
皆さん一人ひとりにとって、
「自分の仕事の意味を考え、実感できる一年」
そして、会社としても次の成長ステージへ踏み出す一年になることを期待しています。
本年も共に考え、共に挑戦し、共に成長していきましょう。
以上、簡単ではありますが2026年の年頭の挨拶とします。
2026年1月5日
エイ・フォース株式会社
代表取締役
菅原 俊哉
0コメント